日本の食生活を取り巻く現実
― 添加物という視点から ―
現代の日本は、世界でもトップクラスに加工食品が流通している国です。
その背景には、
・共働き世帯の増加
・外食・中食産業の拡大
・保存性や見た目、安定供給を重視した食品設計
があります。
これらを支えているのが、食品添加物です。
日本で認可されている食品添加物の数日本では、食品衛生法に基づき、安全性が確認された食品添加物のみが使用されています。
現在、日本で管理・認可されている食品添加物は、
• 指定添加物:約400品目
• 既存添加物:約400品目
• 天然香料:約600品目
• 一般飲食物添加物:約100品目
合計すると、約1,500種類前後とされています。
この「認可されている添加物の種類数」は、諸外国と比較しても多い水準にあります。
ただし注意すべき点として、国によって「添加物」の定義や分類方法が異なるため、単純な国別ランキングはできません。
それでも、日本は「多様な添加物を使い分けながら食の利便性を支えている国」
であることは、客観的な事実です。
認可数が多いことの意味食品添加物は、
一つひとつ厳しい安全基準のもとで使用されています。
しかし、ここで重要なのは、「一種類あたりの安全性」と「日常的な摂取の積み重ね」は別問題だという点です。
現代の食生活では、
• 加工食品
• コンビニ弁当
• 冷凍食品
• 外食
これらを通じて、複数の添加物を同時に、毎日摂取する状態が当たり前になっています。
実際、「一日の食事で数十種類の添加物を口にしている可能性がある」と指摘されることもあります。
日本は「薬をよく使う国」
― 薬という視点から ―
日本は、世界的に見ても 医療アクセスが非常に良い国です。
その結果、
• 受診しやすい
• 処方薬が手に入りやすい
• 症状が軽いうちから薬を使う
という環境が整っています。
実際に日本は、
• 人口あたりの医薬品使用量
• 高齢者一人あたりの処方薬数
が多い国として知られています。
高齢者では、5〜6種類以上の薬を同時に服用しているケースも決して珍しくありません。
薬は必要。でも「代謝」は体の仕事
ここで誤解してほしくないのは、薬を否定しているわけではないということです。
薬は、命を守り、症状を和らげるために欠かせない存在です。
ただし、薬もまた 体にとっては「外から入ってきた化学物質」 です。
服用後、
• 肝臓で分解され
• 腎臓で排出
されるまで、体はエネルギーを使って処理しています。
「飲む量」より「処理する力」問題になるのは、薬の量そのものよりも、処理する力が落ちている状態で、さらに処理を求められ続けることです。
年齢、冷え、血流低下、疲労。
これらが重なると、代謝・排出の効率は下がります。
体の解毒機能と限界
私たちの体には、本来「解毒・排出」を担う臓器があります。
• 肝臓
• 腎臓
• 腸
• 皮膚(汗)
これらが連動し、不要な物質を体外へ排出しています。
しかし、摂取量や頻度が増えると、処理が追いつかなくなる可能性があるとも考えられています。
その結果、
• 慢性的な疲労感
• 冷え
• 代謝の低下
• 自律神経の乱れ
• 便通や肌状態の変化
といった、「病気と診断されるほどではない不調」が現れやすくなります。
なぜ「デトックス」が注目されるのか
近年、「デトックス」という言葉が注目されている背景には、体に入るものが増え続けている現代環境があります。
これは、何か特別なものを体に入れることではなく、体が本来持っている排出機能をサポートするという考え方です。
特に「温めること」は、
• 血流の促進
• 発汗による皮膚からの排出
• 腸の動きの活性化
といった点で、排出機能と深く関係しています。
酵素風呂が果たす役割
酵素風呂は、米ぬかやおがくずなどの有機物が発酵する際に生まれる自然発酵熱を利用した温浴法です。
外部から高温を与えるのではなく、
穏やかで持続的な熱が、体の深部まで届くとされています。
これにより、
• 深部体温の上昇
• 大量発汗
• 入浴後も続く体温保持
といった反応が起こりやすくなります。
様々な化学物質による負担が増えた現代だからこそ、体の「出す力」に目を向ける時間が必要なのではないか。
それが、今、酵素風呂が求められている理由の一つなのではないでしょうか。
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