よもぎ蒸しと酵素風呂の違い

これ最近とてもよく聞かれます。
「よもぎ蒸しと酵素風呂って、何が違うんですか?」
どちらも“温める”健康法。
どちらも女性に人気。
でも、実はアプローチはまったく違います。

共通点:どちらも「温める」
まず共通しているのは、
・身体を温める
・血流を促す
・冷え対策になる
・デリケートゾーンを温める
という点です。冷えは万病のもと、とも言われます。
温めること自体は、とても理にかなっています。
では何が違うのでしょうか。

① 温め方の違い


よもぎ蒸し
よもぎを煮出した蒸気を
下半身中心に当てる方法で熱源は外部(コンロ・電熱)。
蒸気で粘膜を直接温めます。
局所的にしっかり温まるのが特徴です。経皮吸収は場所によって吸収率が違います。
陰部は腕を1とした時に、42倍も吸収するとも言われています。
その為、陰部からよもぎ成分を入れていきます。

酵素風呂
米ぬかやおがくずが発酵することで生まれる
“自然発酵熱”。
電気やガスではなく、
微生物の活動による熱です。
身体全体を下から包み込むように温めます。
しかも熱は持続的で、深部までじんわり届く感覚があります。


よもぎ蒸しは、よもぎの成分を蒸気として取り入れる方法。
つまり、外から“与える”アプローチ。
一方、酵素風呂は何かを身体に入れるというより、温めることで巡りを整え、
菌が働きやすい環境をつくる。
外から成分を足すというより、環境を整える発想です。

③ 菌との関係
よもぎ蒸しは植物の力を借りる方法。
酵素風呂は微生物が主役。
発酵は、殺すのではなく、育てる世界。菌が活動することで生まれる熱に
身体を委ねる。ここが決定的な違いです。

⑤ どちらが良いのか?
どちらが優れている、という話ではありません。
・軽く整えたい
・デリケートゾーン中心に温めたい
→ よもぎ蒸し
・全身を深部から温めたい
・回復目的
・疲労が強い
→ 酵素風呂
目的によって選ぶものだと思っています。

最後に
よもぎ蒸しも、酵素風呂も、「温める文化」の延長線上にあります。
けれど、よもぎ蒸しは“植物の力”
酵素風呂は“発酵の力”アプローチはまったく違う。

ちなみに、私たちの酵素風呂には、
よもぎも定期的に取り入れていますのでよもぎ効果もあります!
発酵熱と植物の力。
両方の良さを感じていただけたらと思っています。
シャワーしなくて良い!お化粧直しがいらないなどの手軽さがあるのは断然よもぎ蒸しですね!

ただどちらも自分の身体を大切にする時間を持つ。という事にはかわりません。
目的やライフスタイルに合わせて、選んでいただけたら嬉しいです。

発酵浴文化を世界へ。

この記事を書いた人

大下恭子(株式会社Freely 代表取締役)
静岡・東京で4店舗の発酵浴・酵素風呂を運営し、発酵・種菌研究、開業・導入支援を行っています。
母や娘の先天性の病気をきっかけに、「身体を大切にする文化」を広げたいという想いで活動中。
店舗運営で得た経験と研究成果をもとに、発酵浴の魅力を日本そして世界へ発信しています。

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