あるお客様のエピソード
週に一度、酵素風呂に通ってくださっているお客様から、印象的なお話を伺いました。
最近、その方が女性向けのリラクゼーションサービスを利用された際、
担当の男性セラピストから
「デリケートゾーンの匂いがまったくない。びっくりしました」
と言われたそうです。
その後すぐに、
「絶対、酵素風呂のおかげだと思う!」
と連絡をくださいました。
もちろん、科学的に証明された話ではありません。本当の因果関係は分かりません。
けれど、私自身も酵素風呂に入るようになってから、経血やおりものの匂いが全然違う!かなり軽くなったと感じています。
スタッフの中にも、お客様も同じように感じているお声をよくいただきます。
酵素風呂が直接何かを“消している”とは言いません。
ただ、身体の状態が整うことで、腸内細菌が整い、
結果として匂いの印象が変わることはあるのかもしれません。
酵素風呂は「臭い」と言われることもあります。
でも私は、自分の身体がずっと臭いより、発酵の中で一時的に臭いを選びたいな。そう感じた出来事でした。

膣・肌・腸は、菌でつながっている
膣の菌の状態も、肌の状態も、腸内環境の影響を強く受けると言われています。
その理由には共通点があります。
共通点① 善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランス
身体のどの場所でも基本構造は似ています。
・善玉菌が優勢 → 健やかな状態
・悪玉菌が増える → 不調が起こりやすい
大切なのは「排除」ではなく、バランスです。
共通点② 腸が乱れると全身が乱れる
腸内環境が乱れると、
→ 肌荒れ
→ デリケートゾーンの違和感
→ 匂いの変化
が起こることがあります。
腸 → 血液 → 全身
身体はすべてつながっています。
共通点③ 洗いすぎ・抗菌しすぎ
・強い洗浄
・過度な殺菌
・抗生物質の多用
これらは悪い菌だけでなく、守ってくれている菌まで減らしてしまうことがあります。
その結果、菌のバランスが崩れやすくなります。
抗生物質と膣カンジタの体験
私は普段あまり薬を飲みません。
そのためか、抗生物質を服用すると、膣カンジタになってしまった事がありました。
病院へ受診したところ、よくある事だとお医者様が説明してくれました。
抗生物質は、悪い菌だけでなく、
守ってくれている乳酸菌まで減らしてしまうことがあります。
その結果、カンジタが増えやすくなる。
なのでそれから十数年ほどは服用せず気を付けていました。
ただ先日、目をケガしてしまい、
やむを得ず抗生剤の点眼薬を2日使用しました。
すると――
やはりカンジタになってしまいました。病院へ受信したところそれが原因でしょうと言われました。
数滴の点眼でです!しかも目と膣は離れています。
けれど、身体はひとつにつながっている。
そのことを、あらためて実感しました。
発酵という考え方
発酵の世界では、
・殺すのではなく、育てる
・温める
・巡らせる
・住みやすい環境をつくる
という発想が基本です。
最近はフェムケア商品も増え、デリケートゾーンの匂い対策も多様になっています。
中には、香りでカバーするアプローチのものもあります。
それもひとつの方法だと思います。
ただ、酵素風呂はアプローチがまったく異なります。
何かを“足す”のではなく、匂いが生まれる環境そのものを整えること。
温め、巡らせ、菌が働きやすい状態をつくる。
その結果として、肌や腸、デリケートゾーンの状態にも影響を与えている可能性はあるのかもしれません。
ただし、これはあくまで体験と観察の話です。
一般的な情報は、調べればいくらでも出てきます。
けれど、現場で起きたこと、人の身体を通して起きたことは、そこに立ち会った者にしか届きません。
だからこそ、記録として残しておきたいと思いました。
発酵浴文化を世界へ。
この記事を書いた人
大下恭子(株式会社Freely 代表取締役)
静岡・東京で4店舗の発酵浴・酵素風呂を運営し、発酵・種菌研究、開業・導入支援を行っています。
母や娘の先天性の病気をきっかけに、「身体を大切にする文化」を広げたいという想いで活動中。
店舗運営で得た経験と研究成果をもとに、発酵浴の魅力を日本そして世界へ発信しています。
▶ 運営サロン情報 会社概要・運営サロン – 株式会社Freely
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